接客業とは

個人的な日記
tomkaczy / Pixabay

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こんばんわ!

我が家のちかくに、美味しい鶏の炭火焼き屋さんがあってよく行きます。若いころ〈22歳〉とかに名店で修行を経て、起業したイケメン社長が経営しています。

とてもいい店なのですが、従業員の古株〈33歳〉に社長不在時は店を任されている立場のスタッフが、少し難あり。

難ありとは、接客業のスタッフとしても人間的にも提供される料理にもでした。

社長とはよく腹を割って話す中で、親しくさせてもらっていました。ある日「○○君ってかなりドアの開け閉めとか、彼女と一時間ほどカウンター裏ではなしていたりとか、灰皿交換も乱暴」とかで、個人的に何か言いたいことがワタシにあるのではないか?

と、話すことが多々ありました。その際、社長は「御堪忍を~よく話しておきますから~」と言ってました。誤解だったかな。。。

うん、気のせいだ!

それで、片づけていましたし実際にそうだと思ったわけですが。。。

今夜、いつものように飲みに行くと、半べそをかいて泣き叫んでいる例のスタッフがいました。理由を聞くと、彼女にあう約束があるからと早く退店をしたそうなアピールを醸しながら閉店作業。

それは、それで分からなくもないし、是非は社長が決めればいいことでもあります。「おつかれちゃん」そう社長は言いました。

彼は、地元の世話になっている先輩に一杯頂き、もう飲食店としては閉店間際特有のいい感の雰囲気でした。

で、挨拶をして「ごちそうさまでした!」と帰れば何の問題も無かったのに、乱暴に「お疲れっす~!」とスライド式のドアを閉め、反動でもう一度全快するほど強くドアを閉め店を出たのだそうです。先輩は「ちょっと待て」そう言ったそうです。

その、先輩以前より社長から相談を受けていたそうです。その先輩も近所で飲食店を営んでいる人でした。言動がおかしいと思います。クビにするべき?どうすればよくなるか?など

事情は知っている先輩だったのだそうです。今夜事件は起きました。

「堪忍袋の緒が切れた」

そう表現すべき状況になり、その彼が泣いて悲鳴を上げていました。恐怖とか、ショックにも取れました。

ドアがあまりにも乱暴にしめられ、 楽しく飲んでいた客が従業員の退店の仕方にブチ切れたわけです。

以前から心配していました。友人が飲みに来ても同じような感想を言う場合もありました。本当は聞きたくない良くない噂です。

特に、小さな規模の地域の場合は如実にダイレクトにお客に伝わりますし、噂にもなりやすい。そして、その良くない予感が目の前で起こったわけです。

「以後気を付けますから~」

「ほんとにすいません」

と、泣いていました。幾度となく社長は見てきた、聞いたセリフ。

 

 

初回では無いこの状況に社長もとうとう堪忍袋の尾が切れてしまったようです。ワタシはただのこの店のファンいや社長のファンな訳で、料理もおいしいので来ています。

この対象の人物は、「忙しいから」という理由で雑な接客を正当化していました。ワタシにも。バイトっちにもお山の大将〈バイト最長者ですので〉な行動にクレームが来ていて、都度なだめていたのだそうです。

いつか次の店舗を展開していこう!そうよく夢の話もしていたのに、ある彼女と付き合い始めて彼は変わってしまったのだそうです。

正直、自ら大きなことをやれるほどの度胸があるタイプではない彼が、更に横柄に変貌していったとか。

そう、さげまん、に捕まったわけです。以来、遅刻が増え売り上げが低下し、クレームも更に増えたのだそうです。

これが1年前くらい。

その彼女は登校拒否の中三の娘がいる生活保護受給者で、父親は蒸発しています。何か良くない気が彼に生まれたのはそのころ。彼女は無職。

素直になれないタイプでしたが、更にひねくれてしまいます。

もう一度言いますが、明らかに売り上げ低下は数字で1年前程からで、実際に飲みに行っても酒がまずくなるとは此の事である、断言することができるほど雑に。それほど彼の言動がおかしくなってしまいました。

今夜、その彼は泣きながらもう仕事辞める、「お元気で」という電話を社長にしてきました。聞くと、此の辺りのバイトは全て喧嘩別れで辞めているそうです。

8年ほど勤めたそうです。

地元で働くところを探しても、横のつながりの強い飲食業、近所は厳しい。

仕事を覚えて、独立がしたい!そう言っていたそうです。ところが、鶏の焼き方の技術は、後から入った後輩にドンドン抜かれていきました。

その彼が、今日辞めました。

その先輩に謝ることなく、詫びることなく、消えていきました。何故そんなに怒られるのかが理解できない!そうとも言っていました。

 

彼は、自らを省みてくれませんでした。社長は最後まで彼をかばいましたが、今夜は先輩が怒りを止めることを望みませんでした。

言いたいけれど、経営者は言えない事もあるのです。でも、経営をするなら売り上げを落とす理由をわざわざ作るスタッフは人選を考えてそれなりの決断をしなければいけません。

ご飯を食べに行って、そのお店でお客が気を害したら行く選択肢からは消える可能性が高いです、これは致命的。一度あやが着くと、数珠の様につながってしましまいます。

だから、一挙一動という言葉があります。見てないからいい、どうせわからないからいい、そんな安易なマインドから生まれる甘えにもにた弱さ。それがにじみ出ます。

アイコンタクト、それだけで良い場合が多々あります。それができないと評価は最悪でも。ただ、眼を動かすだけ。おもてなし。

それで、人の信用が動くんです。

彼はそのチャンスという階段を踏み外し、とうとう脱線してしまいました。アイコンタクトは最後までできませんでした。

 

その彼がこれから歩む人生はどうなるのか?

社長は寂しくもあり、店は新たな活路を見つけたとも後ほど話していました。

 

接客業とは、入りやすい〈就職〉反面、人と接するので大きなトラブルになりやすいとも言えます。それだけ、あなたの笑顔はお客の心に響きます。

これから接客業を始める方も、今接客業で何かに悩んで躓いている方も、「素直さ」は最大の知性な事を再認識するといいかもしれません。

素直な行動は、良ければ評価が上がり、悪ければ修正が入り修正すればスキルアップ!という流を生み、有限な人生において最小手で成長できる方法のようです。

ワタシは、その彼に次回あった際に笑って会話したいですが、ほぼ村八分状態に自分を追い込んだ彼とその日が来るのか?はまだ未定です。

 

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